従来技術
オールケーシング工法でのケーシング内径は、公称径(杭径)より110mm小さい。
そのため、内部に充填された生コンは、ケーシングを引き抜く際にその外径まで広がって杭径が確保されます。
しかし、土質が軟弱で土圧が生コン内圧より大きい時は杭径が小さくなってしまいます。
周辺地盤の改良等、土圧の軽減による対策はあまり行われることがなく、
公称径ー(マイナス)30mm以上の規格値をかろうじてクリアしている現状です。
そのため、杭径を確保するためには、
内部に充填された生コンがファーストケーシングを引き抜く際にその外径まで押し広げられなければなりません。
活用メリット
品質確保・向上
もう杭径が小さくなることを心配する必要はありません。
仮設工事は必要なし
良質土への置き換え、地盤改、表層ケーシング等のように、多額の費用や時間は必要ありません。
特徴 施工方法 施工実績と写真